スマートフォンの登場で、ゲームの用途は大きく広がりました。駅のホームで電車を待つとき、レストランで食事が出てくるまで、そして学校の授業の合間。あらゆる空いた時間でゲームを楽しくできるようになったのです。

しかし思い出してください、子供の時に両親からゲームをするにあたって時間制限などはなかったでしょうか?それは多分に両親による躾の意味合いが強いものだったとは思いますが、それなりに合理的な意味合いもありました。目が悪くなる、宿題をやらなくなる、そして睡眠時間を削ってしまうなどですね。

ゲームは熱中しすぎるとそれなりのリスクもありますし、それは大人にとっても一緒なのです。

社会問題にもなった「歩きスマホ」

「歩きスマホ」という言葉を聞いたことがある人は多いと思いますし、心当たりもあるでしょう。通勤、通学中に前から来る人がスマホに集中していて周りを見ていないので当たりそうになる。そうそれが歩きスマホですね。

歩きスマホは以前からマナー違反として取り上げられてきましたが、「LINE」に代表されるようなSNSの利用がその主な原因でした。

しかし「ポケモンGO」の登場で、ゲームをするために行う歩きスマホの危険性がマスコミで取り上げられるようになりました。そして実際に死亡事故のような重大事故までおこってしまったのです。

もうお分かりだと思いますが、ゲームはあくまで余暇を楽しむためのものです。スマートフォンで便利にゲームを楽しめるようになりましたが、それを本当の意味で楽しむためには、節度やマナーを守らなければいけないということなのです。