現在は無料で遊べるゲームが増えています。それもウィンドウズにおまけで付いてくるような単純なトランプゲームのようなものではなく、長時間やりこまなければクリアできないものや、壮大なスケールのゲームであったりします。そんな凄いゲームがただでできるなんて、ゲーム好きにとっては良い時代になりましたね。

でもちょっと待ってください。そのようなゲームは膨大な時間と人を使わないと作成することはできません。つまり作成にはお金がかかるということです。ではゲーム会社はそのお金をどのように工面しているのでしょうか?そうです「課金」がその答えです。

消費者庁も腰を上げた「課金」問題

2012年消費者庁は、いわゆる「コンプガチャ」を景品表示法違反あたると指摘。これによりコンプガチャは姿を消しました。コンプガチャとは、課金することでランダムにアイテムを手にすることができるシステムの中に、更に特定のアイテムを揃えなければ手に入らないレアなアイテムを用意した課金システムです。

ただでさえランダムにしか出てこないアイテムの、その特定のものを集めなければいけないということになると、運の悪い方はいったい幾らの額をレアアイテム取得のために支払わなければならなかったのでしょうか。

自分でルールを決め楽しめる範囲で課金

コンプガチャは消えたとはいえ、そのおおもとである課金システムはもちろん健在です。もちろん課金システムが悪いわけではありません。利用者が自分自身を律し、楽しめる範囲で課金システムを楽しむべきなのです。ゲームは楽しむためのものである、という根本的な部分を忘れてはいけないのです。