何か心がモヤモヤしている時、辛い時..そんな時は泣ける映画を見て思いっきり泣いてしまいましょう。

流した涙があなたの心をスッキリさせてくれます。

ここでは、邦画に限定した”泣ける感動の映画”5選を紹介致します。

まだ見たことのない作品があったら、ぜひチェックしてみて、気になったら視聴してみて下さい。心奪われる事間違いなし。

泣ける映画・『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016年公開)

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余命2ヶ月、何ができる?家族愛にあなたもきっと涙する

自主映画で高い評価を得ていた中野量太監督の商業映画デビュー作品。日本アカデミー賞をはじめ、国内の様々な映画賞を受賞しました。

あらすじ

銭湯・幸の湯を営む幸野家。

しかし、父が1年前にふらっと出奔し銭湯は休業状態。母・双葉(宮沢りえ)は、持ち前の明るさと強さで、パートをしながら娘を育てていた。

そんなある日突然、余命2ヶ月という宣告を受ける。その日から彼女は「絶対にやっておくべきこと」を決め、実行していく。

中野監督が作り上げた双葉というお母ちゃんを、宮沢りえさんが、見事に演じ切っています。

余命数ヵ月の双葉が最後にやり遂げようとしたことは、蒸発したダメ夫を連れ戻し、家族を再生させ、ひとりひとりが自分の足で立てるようにすること。

そこには、大きな自己犠牲があります。とても大きな母性があります。

キャラクターが嘘くさく感じさせないのは、宮沢りえさんの演技力。母の愛は、湯を沸かすほど熱い。

これを見たらきっとお母さんに会いたくなるはず。

泣ける映画・『君の膵臓を食べたい』(2017年公開)

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住野よる原作の同名の大ベストセラーを実写映画化した作品。

他人と関わらず、自分の世界に閉じこもっていた主人公の「僕」が、膵臓の病気を患い余命僅かの少女・山内桜良との出会いと交流をきっかけに、互いに成長していく姿を描いた青春映画。

あらすじ

高校時代のクラスメイト・山内桜良(浜辺美波)の言葉をきっかけに母校の教師となった【僕】(小栗旬)。

彼は、教え子と話すうちに、彼女と過ごした数ヶ月を思い出していく――。

膵臓の病を患う彼女が書いていた「共病文庫」(=闘病日記)を偶然見つけたことから、【僕】(北村匠海)と桜良は次第に一緒に過ごすことに。だが、眩いまでに懸命に生きる彼女の日々はやがて、終わりを告げる。

桜良の死から12年。

結婚を目前に控えた彼女の親友・恭子(北川景子)もまた、【僕】と同様に、桜良と過ごした日々を思い出していた――。

そして、ある事をきっかけに、桜良が12年の時を超えて伝えたかった本当の想いを知る2人――。

実写映画版では原作の高校生時代を過去編とし、原作にない12年後のパートも描かれており、二部構成で物語が展開していきます。

高校生時代の「僕」をシンガーとしても活躍する北村匠海、桜良役を若手注目女優の浜辺美波、現代の「僕」を小栗旬が演じるなど、人気キャスト陣の共演も話題となりました。

また2018年にはアニメーション映画版も公開。

桜良役を演じた浜辺美波、僕役の北村匠海はともに日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。

衝撃的なタイトルとストーリーのギャップで話題を集め、終盤にかけて明らかになっていくタイトルの意味は涙すること間違いなしです。

泣ける映画・『サヨナライツカ』(2009年公開)

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辻仁成のベストセラー小説を、『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督が映画化し、主演は辻仁成の元妻である中山美穂が演じた作品。

あらすじ

1975年、灼熱のバンコク。

お金・美貌・愛に不自由なく暮らし、ただ、”愛されること”を求めて生きてきた沓子(中山美穂)は、ある日、夢に向かって真っすぐ生きるエリートビジネスマン豊(西島秀俊)と出逢う。

たちまち魅かれ合い、熱帯の夜に溺れていくふたり。

しかし、豊は日本に光子(石田ゆり子)という婚約者がおり、結婚を目前に控えていた。

愛することこそが本当の愛だと気づいた沓子は、かなわぬ恋とわかっていながら、それでも、豊を愛し続けると決める。

そしてふたりは25年後のバンコクで、運命の再開をするが-。

“人は死ぬとき、愛されたことを思い出すのか、愛したことを思い出すのか”ー。”人生における選択”を考えさせられる、切ない純愛。西島秀俊さんの肉体美にもウットリ..。

泣ける映画・『容疑者Xの献身』(2008年公開)

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テレビドラマ化されるやいなや、大人気を博したミステリー作家・東野圭吾の「探偵ガリレオ」シリーズ初の長編で、第134回直木賞に輝いた同名小説を映画化。

主人公のガリレオこと湯川を演じた福山雅治、彼とコンビを組む新人刑事役の柴咲コウをはじめ、テレビドラマ版のスタッフ・キャストが集結。湯川と壮絶な頭脳戦を繰り広げる天才数学者に『クライマーズ・ハイ』の堤真一、物語の鍵を握る容疑者役を『フラガール』の松雪泰子が演じ、一筋縄ではいかないドラマを盛り上げる。

あらすじ

惨殺死体が発見され、新人女性刑事・内海(柴咲コウ)は先輩と事件の捜査に乗り出す。

捜査を進めていくうちに、被害者の元妻の隣人である石神(堤真一)が、ガリレオこと物理学者・湯川(福山雅治)の大学時代の友人であることが判明。

内海から事件の相談を受けた湯川は、石神が事件の裏にいるのではないかと推理するが……。

冴えない人生を送る天才数学者が無償の愛に衝き動かされて仕組んだ究極のトリックに、天才物理学者・湯川学が挑むスリリングな頭脳戦を、ドラマ版のテイストを残しつつも原作の持つ人間ドラマに重きを置いた丁寧な筆致で描かれた今作品。

堤真一、松雪泰子の素晴らしい演技に引き込まれ、最後は号泣必須です。何度見ても楽しめて、感動できるストーリーです。

泣ける映画・『この世界の片隅に』(2016年公開)

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「長い道」「夕凪の街 桜の国」などで知られる、こうの史代のコミックをアニメ化したドラマ。

戦時中の広島県呉市を舞台に、ある一家に嫁いだ少女が戦禍の激しくなる中で懸命に生きていこうとする姿を追い掛ける。

監督にテレビアニメ「BLACK LAGOON」シリーズや『マイマイ新子と千年の魔法』などの片渕須直、アニメーション制作にテレビアニメ「坂道のアポロン」や「てーきゅう」シリーズなどのMAPPAが担当。市井の生活を壊していく戦争の恐ろしさを痛感する。

あらすじ

1944年広島。18歳のすずは、顔も見たことのない若者と結婚し、生まれ育った江波から20キロメートル離れた呉へとやって来る。

それまで得意な絵を描いてばかりだった彼女は、一転して一家を支える主婦に。創意工夫を凝らしながら食糧難を乗り越え、毎日の食卓を作り出す。

やがて戦争は激しくなり、日本海軍の要となっている呉はアメリカ軍によるすさまじい空襲にさらされ、数多くの軍艦が燃え上がり、町並みも破壊されていく。

そんな状況でも懸命に生きていくすずだったが、ついに運命の1945年8月を迎える。

主人公すず役は女優ののんが声を当て、アニメーション制作は『坂道のアポロン』や『てーきゅう』などを手掛けるMAPPAが担当。

過酷な戦時中であっても、人間らしく一生懸命生きようとするすずの姿が描かれています。

大災害や戦争の影響を語る時、我々はしばしば犠牲者の数によってそれを語ろうとします。。

けれどその数の裏には、犠牲者の分だけ途方もない悲しみが積み重なっている…。

人の命の重みは数によって決まるものではない。

交通事故で家族を失った悲しみと戦争のそれとに、どれほどの違いがあるのだろうか。

積み重なった悲劇の山の大きさを知ることも重要だが、その積み上げられた、塵のようなひとつひとつの人生を想像する力を決して忘れてはならない、そんな事を考えさせられる映画。

日本だけでなく、世界各国から賞賛されている、心揺さぶられる作品です。

以上、アニメーション1作品を含む泣ける邦画のご紹介でした。いかがでしたでしょうか?

家でネットで気軽に映画が見れる時代、気になったらぜひ見てみて下さい!