ターミネーターシリーズ生誕35周年記念作品のターミネーター:ニュー・フェイトが来月公開となる。

本作はターミネーターシリーズのうち、1991年に公開された「ターミネーター2」の正統な続編として位置付けられており、またシリーズ生みの親であるジェームズ・キャメロン氏が制作に復帰する事として注目を浴びている。

そして何と言ってもファンには嬉しい、リンダ・ハミルトンも28年ぶりにサラ・コーナー役で復帰する事に!

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また、今作の監督を務めるのは映画『デッドプール(2016年)』のティム・ミラー。

そして、『ターミネーター』の生みの親であり、過去作の監督も務めていたジェームズ・キャメロンが、製作として参加しています。

『ターミネーター2(1991年)』の正統な続編ということで、アーノルド・シュワルツェネッガーをはじめとする、リンダ・ハミルトン、エドワード・ファーロングなど、キャスト陣も夢の再集結!

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ターミネーター時系列はどうなっているのか?

本作は『ターミネーター2』に残してきたものを再開する物語、とのことである為、『ターミネーター3』以降の作品については製作陣から”忘れてもらっていい”とのコメントまである。

『ターミネーター3』では、サラ・コナーが病死している世界線なので、それこそ根底からまったく別の世界であることは確かなのでしょう。

ターミネーター(1984)のあらすじ

2029年、核戦争後の世界で反乱を起こした人工知能「スカイネット」によって、人類は滅亡の危機に直面していました。

しかし、反乱軍のリーダー、ジョン・コナーの指揮で人類は反撃に転じます。脅威を感じたスカイネットは、彼の誕生を阻止するため1984年に殺人アンドロイド“ターミネーター・サイバーダインシステム・モデル10”を送り込み、彼の母親となるサラ・コナーを殺害しようと目論みます。

ターミネーターに襲われたサラは、カイル・リースという男に命を救われました。

彼はなんとサラの息子であるジョンの命を受け、過去に彼女を守りにきた反乱軍の一員だったのです。

ターミネーター2(1991)のあらすじ

1997年に起こりうるスカイネットと人類の核戦争「審判の日」を記憶しているサラ・コナー。

彼女はそれを阻止する目的でスカイネットを作り出したサイバーダイン社の爆破未遂事件を起こし精神病患者として警察病院に収監されてしまいます。

養父母に引き取られた息子のジョンは、子供ながらにハッキングや武器の知識に精通した非行少年となっていました。

ある日、時空を超えて再びターミネーターが送り込まれます。

変形自在の液体金属で構成されたT-1000からジョンを守ったのは、前作でサラを襲ったT-800でした。

彼は、未来のジョンが過去の自分を守るために彼を再プログラムしたことを告げます。ジョンとT-800はT-1000の標的であるサラの救出へ向かうことに。

最新作である『ターミネーター:ニューフェイト』のストーリーは未だ謎に包まれていますが、本作には今回はターミネーターとは別に、常人より強い能力を持つ強化人間(Enhanced Human Being: エンハンスド・ヒューマン・ビーイング)も登場します。

機械ではないものの、普通の人間よりは強いと思われる「強化人間」。その背景や能力の増強に使われる技術など、多くのことが不明。

これらも物語の重要なカギとなってくると言われています!

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キャスト

アーノルド・シュワルツェネッガー/ターミネーター(T-800)役

ターミネーターといえばアーノルド・シュワルツェネッガー以外に考えられません!やはり最新作でも彼がT-800を演じることが発表されました。

本作は「T2」の正当な続編ということなので、T-800がどのように復活するのか、あるいは同型の別の個体なのか注目が集まります。

シュワルツェネッガーは「もちろん、アイル・ビー・バック、アスタ・ラ・ビスタ・ベイビーって言ってるよ。ほかに何があるんだ?」とこれまでのシリーズの名台詞を引用したコメントをしており、期待は高まります。

リンダ・ハミルトン/サラ・コナー役

第1作目、第2作目と大きな役割を担ったサラ・コナーが『ターミネーター:ニュー・フェイト』でカムバックします!

演じるのはもちろんリンダ・ハミルトン。撮影現場では「T2」当時と同様に腕立て伏せや懸垂を重ねてシュワルツェネッガーをも驚かせたとの話も。

3作目以降の作品には出演していなかったハミルトンですが、「この脚本、ストーリー、キャスト、監督だったから、私はこのシリーズに戻ってきた」とコメント。

シュワルツェネッガーとともに、新ヒロインを支える役割であるとも噂されています。

マッケンジー・デイヴィス/グレイス役

『オデッセイ』(2015)や『ブレードランナー 2049』(2017)で注目を集めた女優、マッケンジー・デイヴィスは、グレイスという「強化人間」で本作に出演。

「強化人間」は「謎の任務を受けてダニ・ラモス(ナタリー・レヴェス)を守るためメキシコにやってくる」のだそう。

物語に深く関わる重要なキャラクターのようです。

ガブリエル・ルナ/ターミネーター(T-1000)役

本作のヴィランと見られる新ターミネーター(T-1000)役には、ガブリエル・ルナがキャスティングされています。

こちらのキャラクタらず注目が集まっています。

「T2」でT-800が倒したはずのT-1000。T-800と同様にどのように復活するのか、あるいは同型の別の個体なのか?気になるところです。

演じるルナは、マーベルのドラマ『エージェント・オブ・シールド』のゴーストライダー役などで知られる大注目の俳優。

ジェームズキャメロン氏の復帰

大ヒットシリーズの生みの親でありながら、「T2」以降の作品に直接関わってこなかったジェームズ・キャメロンがついにシリーズに復帰!現在は『アバター』(2009)続編の撮影に忙殺されている様。

自身が製作、脚本、監督、を務めた「T2」の正当な続編ということで、キャメロンは製作総指揮を担当。世界中のファンから大きな期待が寄せられています。

サラの息子・ジョン・コナーは・・?

サラ・コナー役のリンダ・ハミルトン、そしてジェームズ・キャメロンがカムバックし、ヒットメーカーであるティム・ミラーが監督を務める『ターミネーター:ニュー・フェイト』。

シリーズの中でも高い人気を誇る『ターミネーター2』の正当な続編ということでファンの期待は高まるばかり。

また、サラの息子で未来の人類を率いる運命を背負ったジョン・コナーは、クリスチャン・ベイルなど名だたる俳優が演じてきましたが、やはりイメージを決定づけた『ターミネーター2』でエドワード・ファーロングが演じたジョンは、彼の美少年ぶりも相まって絶大な人気を博しました。

そのエドワード・ファーロングも、ジョン・コナー役で今回登場するようです!

リンダ同様、約28年ぶりのシリーズ復帰となるが、メインキャストではないことが予想されています。

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ファーロング本人からは「小さい役ですけど、出てますよ」とのコメントも。「自分は恵まれていると思います。本当にうれしかったですよ。つまり…その、人生を前向きに進めようとしていた時に(出演オファーの)良い電話をもらったんです。それに僕は、本来ならば他の『ターミネーター』にも出ているはずだったんですが、めちゃくちゃなことをしてしまいましたから。だから僕が言えるのは、すごく光栄だったということです。」

メインキャストではなかったとしても、ファンには嬉しいニュースです。

ジェームズ・キャメロン製作総指揮、ティム・ミラー監督の手腕と注目俳優たちの共演により描かれる、人類とターミネーターの新たな運命とは?

「『ターミネーター2』の結末のサラの行動で、未来はさらに悪い方向へ向かってしまった。しかし、そのことが逆に新たにキャラクターへ可能性を与えてくれた」

と監督は語っていますが、果たして『ターミネーター2』の、その後の世界はどんな世界なってしまったのか。

『ターミネーター2』では1997年8月29日が“審判の日”でしたが、その日とは別の日が“審判の日”となってしまったのでしょうか。

シリーズ恒例の「I’ll be back」は今作にも登場。

2019年11月8日日本公開です!

『ターミネーター:ニュー・フェイト』(『Terminator: Dark Fate』)

【監督】ティム・ミラー

【脚本】デヴィッド・S・ゴイヤー

【製作】ジェームズ・キャメロン、デヴィッド・エリソン