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オンラインカジノで勝っちゃった!

予期せぬ収入を得たあなた!おめでとう!と言いたいところですが、ある程度まとまったお金を手にした時考えるのは税金の事。

この場合はどうなるの?申告は必要?等、今回はオンラインカジノまつわる税金についてまとめてみました。

オンラインカジノとは?

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オンラインカジノとはPC、スマホ、タブレットでプレイできるカジノです。

れっきとしたギャンブルの一つで日本で運営しているカジノは残念ながら今はありません。

これは賭博法にあたるため、現段階で日本でカジノを行うことは認められていないからです。

ですが海外では合法になっている国や地域があるのは皆さんもご存じかと思います。

有名なところはやはりLas Vegas、マカオなどでしょうか。フィリピンも合法になっていてきらびやかなカジノがあります。

もちろんオンラインカジノも運営するには合法でなければなりません。

多くのオンラインカジノは合法となっている地域で運営されており、きちんとライセンスも取得しています。

したがってオンラインカジノ運営会社自体は違法ではありません(もしライセンスがないサイトがあれば違法化もしれませんのでご注意ください)

さて、日本ではカジノを運営すること自体は違法ですが、実際にプレイするとなれば正直今はグレーぞゾーンです。

なぜなら「オンラインカジノ自体を明確に裁くための法律がないため」なのです。

というのも賭博開帳罪では「賭博場を開帳し、又は博徒を結合して利益を図った者は、三月以上五年以下の懲役に処する。」としており、賭博場を運営することは明らかに違法となっていますが、合法の賭博場で賭博をした場合については明確な言及がないためです。

また過去の判例により、オンラインカジノをしていたとして起訴された方が判決を不服として控訴した際、合法のカジノ(オンラインカジノ)で遊戯していたのであれば検察として起訴する証拠が不十分であると判断し不起訴処分となった経緯があります。

ですので合法のサイトでプレイすることは限りなく白に近いといえますね。

オンラインカジノの税金は?勝った時はどうすればよい?

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さて、オンラインカジノでプレイするのは合法サイトであれば許容されるであろうということが分かったところですが、実際に配当を受け取った時はどうすればよいでしょうか。

端的に言いますと、オンラインカジノで当たった賞金は「一時所得」という所得に分類され、課税対象となります。

ただし、オンラインカジノによる年間利益が70万円を超えていない場合は、確定申告は不要です。

この「一時所得」とは「営利を目的とする継続的行為から生じた所得以外の所得」の事をいい、実は競馬やパチンコで当たったお金も含まれています。

これは少しびっくりしたのではないでしょうか。

なぜなら私もですがパチンコや競馬で勝った人が税金を申告している話を聞いたことがないからです。

これはなぜ申告していないかというと、勝金を受け取った「記録」があるかないかの違いです。

通常パチンコで勝った場合はホール内で景品と交換しそれをもってそのまま換金所へ行き現金と交換しますよね。

また競馬も然り、勝ち馬投票券を自動払い出し機(高額の場合は窓口へ)にいけばその場で現金を貰うことができます。

配当を受けて(つまり勝って)その場でそのまま現金をもらうと、銀行の通帳などにその事実は載りませんよね。

ですので本来は払わなければならないのですが、確認のしようがありません。

ですので目をすり抜けられています。

ではオンラインカジノはどうでしょうか。

残念ながら(?)オンラインカジノは入出金が全てオンライン上で行われる為、いくら配当を受け取ったか履歴が残ってしまいます。

ですのでしっかりと申告しなければだめなんですね。

でもご安心ください。

たとえ1000円しか勝ってないのに申告する必要はありません。

確定申告の仕方について説明していきましょう。

オンラインカジノ:確定申告の仕方

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オンラインカジノの収益はれっきとした一時所得となりますのでしっかりと申告しなければなりません。

ですがこの一時所得には以下のルールがあります。

・一時所得は最大50万円までの特別控除がある

・給与等以外の所得が20万円以下の場合は申告不要

この2つを合わせると前述したように70万円分になります。

まずはこのルールが適用されるかどうかを調べるために自分の収支についてメモしておくようにしましょう。

まずそれぞれの金額を出しましょう。

一時所得の金額の計算に使うのは以下の3つの金額。

収入金額:オンラインカジノで稼いだ金額

支出金額:利益が出た時のベット額(利益が出なかった場合は含まれない)

特別控除額:収入から最大50万円まで差し引くことが可能

仮にあなたが3回プレイした時の収支が以下の場合

1.支出10万円 収支40万円 利益30万円

2.支出20万円 収支-10万円 利益-30万円

3.支出5万円 収支20万円 利益15万円

この場合、2の利益がマイナスとなるため、カウントされません。

ですので総支出金額は1の10万円+3の5万円=15万円、収支金額は同じように1の40万円+3の20万円=60万円となります。

ここで注意しなければならないのが3回分の履歴結果だけを見ると実は手元には3の分の15万円しか残っていないのですが、収支金額は60万円となる事です。

実際に手元にある金額と計算上の金額は異なることにご注意ください。

これを【①収入金額】-【②支出金額】-【③特別控除額 (最高50万円)】=【一時所得】に当てはめると

①60万円ー②15万円ー③特別控除50万円=マイナス5万円

となり、一時所得はなくなるので申告する義務はなくなります。

ですが、他に不動産や有価証券を持っている場合はこの限りではない為、税理士の方にお勧めするのが安全です。

いかがでしょうか。

簡単にですがオンラインカジノの税金について解説致しました。

ただ、自分で計算するのは不安ということであれば税理士の方に相談するのが一番だと思います。

しっかり申告して健全にオンラインカジノを楽しんでくださいね。

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